お気に入りのボールペンなのに、「なんだか書きにくいかも…」と感じたことはありませんか。
実はそれ、本体ではなくリフィル(替え芯)を変えるだけで解決できる可能性があります。
中でも「4C規格リフィル」は、多色ペンや手帳用ペンに多く使われている共通規格です。
この規格を知っているだけで、メーカーを超えて組み合わせができるようになります。
つまり、デザインはそのままに、書き心地だけを自分好みにカスタマイズできるのです。
ただし、D1規格との違いや、わずかなサイズ差など、知らないと迷ってしまうポイントもあります。
この記事では、4C規格の基礎知識から対応ボールペン一覧、リフィルの種類、失敗しない選び方までをやさしく整理しました。
初心者の方でも安心して選べるように、できるだけわかりやすく解説しています。
読み終わるころには、「次はどのリフィルを試してみようかな」とワクワクしていただけるはずです。
まずは、4C規格の基本から一緒に見ていきましょう。
この記事でわかること
- 4C規格リフィルとは何か
- D1規格との違いと互換性
- 対応ボールペンと代表的なリフィル一覧
- 失敗しない4Cリフィルの選び方
4C規格リフィルとは?まず結論から解説

4C規格リフィルとは、主に多色ボールペンや手帳用ペンに使われている細くて短い替え芯の共通規格のことです。
「4C対応」と書かれていれば、基本的にはメーカーが違っても入れ替えて使えるのが大きな魅力です。
つまり、お気に入りのボールペン本体はそのままに、書き心地だけを自分好みに変えることができるのです。
ここではまず、4C規格の基本サイズやD1規格との違いをやさしく整理していきます。
4C規格のサイズと基本仕様(D1との違い)
4C規格は、長さ約67mm前後の細いリフィルです。
直径はおよそ2.3〜2.4mmほどで、多色ペンの中にすっきり収まる設計になっています。
よく比較される規格に「D1規格」がありますが、実はサイズがとてもよく似ています。
一般的には、D1が約2.3mm、4Cが約2.4mmといわれています。
ほんのわずかな差ですが、この0.1mmが装着感に影響することもあります。
基本的には互換性がある場合が多いものの、組み合わせによってはきつく感じたり、ゆるく感じたりすることもあるため注意が必要です。
購入前にお使いのボールペンの対応規格を確認しておくと安心です。
なぜ多色ペンで4C規格が多く採用されているのか
多色ボールペンは、1本の中に3色や4色の芯を内蔵しています。
そのため、リフィルはできるだけ細く、コンパクトである必要があります。
4C規格はその条件にぴったり合うサイズ設計になっているため、多くのメーカーで採用されています。
特に高級感のある多機能ペンや手帳用ペンでは、この4C規格が使われていることが多いです。
小さなボディに複数の機能を詰め込めるのは、4C規格という共通サイズがあるからこそです。
4CとD1は互換できる?微妙なサイズ差の真実
「4CとD1って結局同じなの?」と迷う方も多いですよね。
結論から言うと、多くの場合は互換性がありますが、完全に同一規格というわけではありません。
メーカーによってわずかな太さの違いがあるため、装着時に少し硬さを感じることがあります。
特に、芯を差し込む部分が樹脂製の場合は、広がりやすいという声もあります。
とはいえ、ほとんどのケースでは問題なく使用できることが多いのも事実です。
心配な場合は、無理に押し込まず、メーカー推奨リフィルを選ぶと安心です。
4C規格を理解しておくと、ボールペン選びの幅がぐっと広がります。
次は、4C規格のいちばん楽しいポイントである「自由な組み合わせ」についてご紹介します。
4C規格なら「ボールペン+リフィル」の組み合わせは自由自在

4C規格のいちばんの魅力は、メーカーを超えてリフィルを入れ替えられることです。
お気に入りのデザインはそのままに、書き心地だけを変えられるのはとても嬉しいポイントです。
「見た目は好きだけど、インクが少し合わないかも…」そんなときこそ、4C規格の出番です。
ここでは、交換するメリットや人気の組み合わせ例、そして気をつけたいポイントをやさしく解説します。
他社リフィルへ交換できるメリット
まず結論として、4C規格なら自分好みの書き心地にカスタマイズできるのが最大のメリットです。
理由は、同じ規格サイズであればメーカーが違っても装着できることが多いからです。
たとえば、高級感のあるボールペン本体に、なめらかさに定評のあるリフィルを組み合わせることも可能です。
このように、デザインと書き心地を分けて考えられるのが4C規格の魅力です。
さらに、インクの種類も選べます。
- しっかりした筆記感の油性インク
- 軽やかな書き味のゲルインク
- バランス型のエマルジョンインク
用途や好みに合わせて選べるので、毎日の筆記時間がより心地よいものになります。
人気カスタム例(書き味評価の高い組み合わせ)
実際に多くの文具ファンが楽しんでいるのが、他社リフィルへの交換です。
たとえば、洗練されたデザインで人気の LAMY 2000 に、なめらかさで知られる ジェットストリーム SXR-200 を組み合わせる例はよく知られています。
上質なデザインと軽やかな書き味を両立できるため、満足度が高い組み合わせとして紹介されることが多いです。
また、手帳用のコンパクトなペンにゲルタイプの4Cリフィルを入れて、細かい文字を書きやすくするという工夫もあります。
ほんの小さな芯の違いですが、書きやすさや疲れにくさが変わると感じる方も多いです。
自分の筆圧や用途に合ったリフィルを探す時間も、文具の楽しみのひとつです。
互換時の注意点|ゼブラ製4Cのサイズ差について
4C規格は便利ですが、ひとつだけ知っておきたいポイントがあります。
メーカーによって、リフィルの太さがわずかに異なる場合があるという点です。
特に、ゼブラ製の4Cリフィルは、他社製よりもわずかに太めとされることがあります。
そのため、ペン本体によっては差し込みがやや硬く感じることがあります。
反対に、他社リフィルをゼブラ製のペンに入れると、少しゆるく感じるケースもあります。
ただし、これはすべての製品で起こるわけではありません。
個体差やモデルによって装着感は異なります。
無理に押し込まず、違和感がある場合は使用を控えることが大切です。
安全に楽しむためにも、優しく扱いながら試してみてください。
次は、具体的にどんなボールペンが4C規格に対応しているのかを一覧で見ていきましょう。
4C規格対応ボールペン一覧【メーカー別まとめ】

ここでは、4C規格に対応している代表的なボールペンをメーカー別にご紹介します。
すべての対応商品を網羅しているわけではありませんが、文具店やオンラインショップで見かけることの多いモデルを中心にまとめています。
「今使っているペンは4C対応かな?」と確認しながら、参考にしてみてください。
国内主要メーカー対応モデル一覧
まずは、日本メーカーの代表的な4C対応モデルです。
多色ペンや多機能ペンの中に、4C規格が採用されていることが多いです。
三菱鉛筆では「ジェットストリーム プライム 3&1」などの上位モデルに4C規格が使われています。
パイロットの「2+1 レグノ」や「アクロドライブ」シリーズも代表的な存在です。
ぺんてるでは「ビクーニャEX」などの多機能モデルが該当します。
ゼブラの「シャーボX」シリーズも4C規格対応で知られています。
トンボ鉛筆の「ZOOM 707」なども人気モデルのひとつです。
そのほかにも、セーラー万年筆やプラチナ万年筆の多機能ペンで採用例があります。
国内ブランドはデザイン性と実用性のバランスがよく、初めての4Cペンにも選びやすいのが魅力です。
海外ブランド対応モデル一覧
海外ブランドでも、4C規格を採用しているモデルがあります。
シンプルで洗練されたデザインが人気のLAMYでは、「LAMY2000」や「LOGO」などの多機能タイプが知られています。
製図用ペンで有名なロットリングの4in1タイプも対応モデルがあります。
ドイツブランドのステッドラー「アバンギャルド」も代表例です。
スタイリッシュなデザインが好きな方には、海外ブランドの4C対応ペンも魅力的です。
デザイン重視で選びたい方は、対応規格を確認しながら選ぶと安心です。
4C対応かどうか確認する方法
「自分のペンが4Cかどうかわからない…」という場合は、いくつか確認方法があります。
- 取扱説明書やメーカー公式サイトで規格を確認する
- 現在入っているリフィルの品番を調べる
- 芯の長さ(約67mm前後)を測ってみる
リフィルに品番が印字されていることも多いので、一度抜いて確認してみるのもおすすめです。
無理に分解せず、優しく取り扱うことが大切です。
次は、4C規格リフィルそのものをメーカー別・インク別にまとめていきます。
4C規格リフィル一覧【メーカー別・インク別】

ここでは、4C規格に対応している代表的なリフィルを、メーカー別・インク別に整理してご紹介します。
「どれを選べばいいかわからない…」という方でも選びやすいように、特徴もあわせてやさしくまとめています。
なお、すべての対応商品を網羅しているわけではありませんが、文具店で比較的見かけやすいモデルを中心に掲載しています。
油性インク対応リフィル
油性インクは、にじみにくく、しっかりとした書き心地が特徴です。
手帳や書類など、きれいに残したい筆記に向いています。
代表的な4C油性リフィルには、次のようなモデルがあります。
三菱鉛筆「SXR-200(ジェットストリーム)」
三菱鉛筆「SE-7」
パイロット「BRFS-10(アクロインキ)」
ぺんてる「KFS7」
ゼブラ「4C」
トンボ鉛筆「BR-VS」
プラチナ万年筆「BSP-100S」
オート「R-4C」
特にジェットストリーム系は、なめらかさに定評があり、多くの愛用者がいます。
軽い筆圧でもスッと書ける感覚が好みの方に選ばれることが多いです。
ゲル・エマルジョン対応リフィル
より軽やかな書き味を求める方には、ゲルインクやエマルジョンタイプも選択肢になります。
発色がよく、細字でもくっきり見えるのが特徴です。
代表例としては、
パイロット「LHRF-20C4(ハイテックC系)」
ゼブラ「JSB(ゲル)」
ゼブラ「ESB(エマルジョン)」
細かい文字を書く機会が多い方や、手帳をきれいに仕上げたい方におすすめです。
ただし、ゲルタイプはペン本体との相性によってはインク減りが早く感じる場合もあります。
用途に合わせて選ぶのがポイントです。
書き味の傾向別に見るおすすめタイプ
どれを選べばよいか迷ったときは、「どんな場面で使うか」を基準に考えると選びやすくなります。
- 仕事用・公的書類 → にじみにくい油性タイプ
- 手帳・日記 → 発色のよいゲルタイプ
- 長時間筆記 → 軽い書き心地のなめらか系油性
芯幅も重要です。
0.4mmは細かい文字向き、0.5mmはバランス型、0.7mmはしっかりした筆跡になります。
同じ4C規格でも、インクの種類や芯幅で印象は大きく変わります。
ぜひいくつか試して、自分にぴったりの一本を見つけてみてください。
次は、失敗しないための具体的な選び方をわかりやすく整理していきます。
4C規格リフィルの選び方|失敗しない3つのポイント

4C規格リフィルは種類が豊富だからこそ、選び方のポイントを知っておくことが大切です。
なんとなく選んでしまうと、「思っていた書き心地と違った…」と感じることもあります。
ここでは、初心者の方でも迷わないための3つのポイントをやさしく解説します。
芯径(0.4/0.5/0.7)で選ぶ
まず最初にチェックしたいのが「芯の太さ」です。
4C規格では、主に0.4mm・0.5mm・0.7mmが一般的です。
- 0.4mm:細かい文字や手帳向き。繊細な印象。
- 0.5mm:バランスがよく、日常使いに最適。
- 0.7mm:しっかりした線で見やすい。メモやサイン向き。
文字を書く量が多い方は、まずは0.5mmから試してみると安心です。
普段どんなサイズのボールペンを使っているかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
インク種類で選ぶ
次に大切なのがインクの種類です。
同じ4C規格でも、インクによって書き心地は大きく変わります。
- 油性インク:にじみにくく、安定感がある。
- ゲルインク:発色がよく、なめらかな書き心地。
- エマルジョン:油性とゲルの良いところを合わせたタイプ。
書類やビジネス用途なら油性、手帳やノートならゲルというように、用途で選ぶのもおすすめです。
迷ったら、普段使って心地よいと感じるインクに近いタイプを選ぶと安心です。
使用シーン別おすすめタイプ
最後に、「どんな場面で使うか」を具体的に考えてみましょう。
同じペンでも、使い方によって最適なリフィルは変わります。
- 手帳や日記用:細字+発色のよいタイプ
- オフィスワーク:にじみにくい油性タイプ
- 長時間の筆記:軽い筆圧でも書けるなめらか系
特に女性の方は、手帳やノートに色分けして使うことも多いですよね。
そんな場合は、色展開が豊富なシリーズを選ぶのもひとつの方法です。
4C規格は小さなパーツですが、選び方次第で書く時間の心地よさが変わります。
ぜひ、自分のライフスタイルに合ったリフィルを選んでみてください。
まとめ
ここまで、4C規格リフィルの特徴や対応ボールペン、選び方についてご紹介してきました。
4C規格は、デザインと書き心地を自由に組み合わせられる便利な規格です。
少しの知識があるだけで、ボールペン選びはぐっと楽しくなります。
この記事のポイントをまとめます。
- 4C規格は主に多色・多機能ペンに使われる細く短いリフィル規格
- 長さは約67mm前後で、D1規格とよく似ている
- D1と4Cは多くの場合互換性があるが、わずかなサイズ差がある
- メーカーを超えてリフィル交換できるのが大きな魅力
- 油性・ゲル・エマルジョンなどインク種類が選べる
- 芯径は0.4mm・0.5mm・0.7mmが主流
- 使用シーンに合わせて選ぶと失敗しにくい
- 装着時に違和感がある場合は無理をしないことが大切
- 対応規格は説明書や公式サイトで確認できる
- 自分好みにカスタマイズすることで筆記時間がより快適になる
4C規格リフィルは、小さなパーツでありながら、毎日の筆記体験をやさしく変えてくれる存在です。
「なんとなく書きづらい」と感じていたペンも、リフィルを替えるだけで驚くほど心地よくなることがあります。
ぜひ今回の内容を参考に、あなたにぴったりの組み合わせを見つけてみてください。
お気に入りの一本が、もっと好きになるきっかけになりますように。
